剣の主
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No.584
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「いやその理屈はおかしい!それと私はアフサンです!お間違えなきよう…!」 「あ、そう…でも僕は君の主人から好きにして良いと言われてるんでね。そこんとこよろしく」 「うぅ〜む…それは心得ておりますが…しかしくれぐれも過ぎた振る舞いはお控えくださいよ…?」 アフサンは渋々といった様子で部屋を出ていった。 「まったく…どうして坊ちゃまはあんなヤツを…?」 アフサンがブツブツ言いながら廊下を歩いていると、ジェムの側近の少女シャリーヤが妙な男を連れて向こうから歩いて来た。 明るい色の頭髪に青色の目玉…その男は西大陸の人間だった。 「シャ…シャリーヤ殿、そちらのお方は…?」 「ジェム様のお客様です…」 シャリーヤは相変わらず抑揚の無い口調で淡々と告げる。 男はやや大袈裟とも思える動作でアフサンに頭を下げて自己紹介した。 「お初にお目にかかります。私、西大陸はゼノン帝国から参りました武器商人のフランシスコ・カストールと申します。この度はヤヴズ・ジェム様が西大陸の最新鋭兵器をお求めで…」 「カストール殿…ジェム様以外のお方に商談の内容についてお話しにならぬようお願いいたします」
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