剣の主
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No.575
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だが今となってはもう遅い。 ドルフはジェムに頭を下げて言った。 「ジェム…俺も騎士だ。お前に助けてもらった恩はいつか別な形で必ず返す!そして俺は今回の件に関しては何と言われようともお前に協力はしない!さあ!早く帰ってくれ!」 「ハァ……お前なに勘違いしてんの?」 「は…?」 「僕はお前にお願いしてんじゃない。命令してんだよ。あ〜あ…ったく、せっかく僕が下手に出てやったんだからさぁ…その段階で快く了承してくれれば僕だってこんな真似しなくて済むんだよぉ?」 「ど…どういう事だ…!?」 「いやぁ、何の事は無い。お前が協力しなければ学生時代にお前がした事を世間に公表する…それだけだ」 「なにぃ!!?」 「ククク…イシュマエル家の御曹子、無実の級友を卑劣な罠に掛けて退学へ追い込む…いや実に面白いじゃないか。まあ別に君が気にする事は無いんじゃない?もう過去の話だし、罪に問えるような事でも無い。ただねぇ…世の中には法的制裁とは別に社会的制裁という物があるからねぇ…世間が君に向ける眼差しは少ぉ〜しだけ厳しい物になるかも知れないねぇ。いや、君にというよりイシュマエル家全体に対して…かな?」
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