剣の主
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No.569
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「ハッハッハッ!参ったね。…それはそうと今日来たのは別に君と学生時代の思い出話に華を咲かせようと思っての事じゃないんだ。君はまだ知らないと思うんだが、今王都は…」 「お前の従兄弟がやんちゃしちまった件なら既に聞いてるぞ」 「あれ…そうなの…?」 ジェムは意外といった顔で斜め後方に控えていたシャリーヤに耳打ちする。 「…情報早くないか?王家直轄領しか知らないはずだぞ…」 「…イシュマエル家は自費で自領に魔信を巡らせているそうですから…」 「…なるほど、それが国設の魔信網と繋がっていたという訳か…」 目の前でヒソヒソ話し始めた二人に、ドルフは咳払いして話を戻した。 「ゴホンッ…で?用向きを伺おうか」 「そうだったね。単刀直入に言おう。王都を取り戻すのに力を貸して欲しい」 「取り戻す?王都を制圧したのはお前の従兄弟達…つまりヤヴズ家の同族じゃないのか?」 「ちょっと訳あって彼らと僕とは立場が違うんだよ」 「訳とは…?」 「……」 ジェムは少し黙り、そして口を開いた。
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