デッドエンド
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No.560
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┗ややもす
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彼のしぐさに不審な点はない。何かみだらな意図は一切感じられなかったし、そう勘ぐっているつもりもなかった。それはさすがに、自意識過剰というものだ。 私は意識的に、警鐘を無視した。 彼の、他者の手の温かさと優しさを、体が求めていた。渇いた喉が水を求めるように。 リオンの手が、ぽんぽんと背中を叩く。 子供のような扱いに、思わず笑ってしまった。 「え?笑うとこ?」 「いや、違、……っ、」 最後まで言えなかった。 不意に、強烈な吐き気に襲われたのだ。くっと上体を曲げ、リオンの胸に突っ伏す。
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