デッドエンド
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No.559
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本文
…この絶望のただ中に置かれたら、私はきっと、立って歩くこともできなかっただろう。 育った環境の問題ではない。夢の『私』はそのことにだけ自覚的だった。 もし貧しくなく、保護者に愛され満たされていても、同じだった。生まれながらの体質のように、孤独が『私』を覆っている。 リオンの触れ方はひどく優しかった。 そのせいだろうか。身を預けることに、逆にわずかに羞じらいを覚えた。 正確には、身を預けてはならない、気がした。 警鐘が鳴ったのだ。脳裏で、ごくかすかな。
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