剣の主
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No.530
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(クソ!!俗物共め!一体何のために武器を取って立ち上がったんだ!?自分達だけが美女美酒美食に溺れて楽しい思いをするためだったのか!?) アリーは権力を握った途端に欲望を露わにして享楽に耽り出したバムとブムに失望していた。 彼は踵を返すと静かに自分の部屋へと戻って行った。 かつて何かの大臣の執務室だった部屋で、彼の趣味ではないが豪華な机と椅子があり、本棚には手に取って読んだ形跡の無い様々な分野の学術書が並んでいる。 アリーはここを自分の部屋としていた。 装飾は無駄に多いが座り心地も良い金細工の椅子に腰を下ろしてアリーはつぶやく。 「こうなったら僕一人だけでもやってやる…誰も泣かずに生きられる理想の国を作るために…!」 そして彼は羽ペンを手に取り、下書き用の藁半紙に新たな国の形をデザインし始めた。
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