剣の主
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魔導通信…通称“魔信”と呼ばれるその情報網は数年前に各地の王家直轄地に配備されたばかりで、まだ試験運用の域を脱していない。 遠くに居る相手に音声や映像を送る魔術は古くから存在していたが、これは距離が遠くなればなるほど不鮮明・不正確になる。 もうだいぶ前の話になるが、王都郊外で行われていたセイル達の卒業試験が騎士学校に中継されていたが、あれは熟練した高位の魔導師を十数人ほど揃えていて初めて成せる業なのである。 どれだけの情報をどの地点へ送るか…これは相当な精神力を要する作業であり、恒常的に出来る物ではない。 そこで、送り手の魔力を増幅する人工的な魔導装置を使用し、その助けを借りて未熟な魔導師が一人でも遠くまで情報を飛ばせる技術を開発した。 また、受け手も情報を受け取り易いよう受信用の魔導装置を用意しておく。 魔導装置といっても厳めしい機械などではなく、巨大な魔法陣である。 これによって受信出来る地点は(魔法陣のある所に)限られるものの、かなり遠距離への情報送信が可能となった。
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