剣の主
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No.510
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セイルは慌てて断った。 「いや、ダメだ!僕らと一緒にいれば危険な事に巻き込まれる可能性が高い。ミレルを危ない目には遭わせられないよ」 「大丈夫です!私こう見えて大旦那様直伝の護身術を身に付けてますから!坊ちゃま達の足は引っ張りませんよ!」 「うむ、ミレルの腕前は確かじゃ。共に連れて行けばきっと役に立つじゃろう」 「セイル様、ここはウマル殿とミレル殿のご好意に甘えさせていただきましょう」 「アルトリアまでそう言うんなら…解った!一緒に来てくれるかい?ミレル」 「はい!喜んで」 それを見ていたナシートは羨ましがって喚きだす。 「良いなぁ!良いなぁ〜!私もセイルと一緒に行きたぁ〜い!」 そんなナシートを諫めたのは意外にもヤスミーンだった。 「ナシートちゃん、気持ちは解るけど、戦えない私達が付いて行ってもセイルちゃん達の足手まといになるだけよ。私達は無事を信じて待ちましょう…」 「…うん、解った…」 (母様…!) セイルは内心驚いていた。 ヤスミーンの事だからナシートと一緒になって「私もセイルちゃんと一緒に行く〜」とか言い出すかと思っていたが…セイルは母の事を少し見直した。
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