剣の主
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No.509
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「これから…これから僕は一体どうすれば良いんですか?」 「一般的にその手の質問に対しては“自分自身で考えろ”という答えが返ってくるものと相場が決まっておる」 「そんな…それが解らなくて困ってるのに…!」 「ホッホッホッ…そう怒るな。ほんの冗談じゃよ。…まぁ、正直いま出来る事なんて何も無いわい。事態の推移を見守り、状況が好転するのを待つぐらいしか出来んじゃろう…」 「そうか……アルトリア!」 セイルはふと思い立ったように言った。 「いかがなさいました?セイル様…」 「僕らはこの先の村で降りる!王都から遠く離れた所にいたら、いざという時に駆け付けられないからね!」 そう、ずっと以前にも一度述べたが、ウマルの家は王都から馬車で三日もかかる場所にあるのだ。 一朝有事の際にはとても間に合わない。 「そういう事ならば…解りました!お供いたします!」 ウマルはミレルに言った。 「ミレルや。お前もセイルに付いて行っておやり」 「かしこまりました。大旦那様」
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