剣の主
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ブムはその中の一つを足で踏み付けて言った。 「フヒヒ…これが衛士府総監アジーズ・ムサルマーンの首なんだな!」 アジーズ・ムサルマーン…連続娼婦殺害事件の時、セイルが直談判に行った衛士府のトップである。 「ブヒヒヒヒヒ!!こいつ最期に何て言ったと思う?剣を投げ捨てて涙目で『金ならいくらでも出すから助けてくれぇ〜!』って…ブヒヒヒヒヒ!!あれは傑作だったんだなぁ〜!!」 「ブヒヒヒヒヒ!!何そのテンプレートなセリフ!?超ウケるんだなぁ〜!!」 双子はひとしきり爆笑するとアリーに向き直って言った。 「…で、お前の方はどうだったのかな?」 「そっちは大漁だったはずなんだな。なんせ都中の貴族達が集まっていたんだものな〜」 「……」 アリーは片膝を付いて床に転がっていた一つの首を両手で丁寧に拾い上げて言った。 「これが内務大臣ムスタファ・ハシーム…以下、国政に携わっていた上級貴族達の首です」 それに対してバムとブムは不服そう。 「…ふ〜ん、意外と少ないんだな…」 「…確かに予め指示しておいた者達の首は全てあるようだが…フンッ…犠牲は最小限に抑える…ってか?つまんねーヤツなんだな」
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