剣の主
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士族の子弟に過ぎないセイルにセフレや妾になる召使なんて分不相応な物であった。 「本当だよ!!最近の都は物騒だから、お祖父様が護衛にとアルトリアを寄越してくれたんだ」 「お祖父様って、ウマル殿の事か…なるほど嘘ではなさそうだな」 疑い続ける学友達にセイルは咄嗟に思いついた嘘で事情を説明するとアリーは納得する。 セイルの祖父ウマルは元イルシャ王国最強の騎士にして高潔な人柄だから、堅物のアリーも納得した。 「おい、アリーそんな嘘真に受けるなよ。女ッ気のないセイルを不憫に思って、ウマルの祖父さんが娼婦をあてがったんじゃないか」 しかし、平民出のパサンにはそんな嘘は通じなかった。 「高潔なウマル様が、商売女をセイルに与えるはずないじゃないか!!」 「だけど、今までなかったのに可笑しいぜ…」 リコーン、リコーン、リコーン 更に疑いを強めるパサンであったが、そこへ授業が始まるカウベルが鳴り出した。
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