剣の主
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No.492
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そしてセイルの肩に手を置いて、落ち着いた口調でゆっくりと言った。 「セイル、騎士として言わせてもらうぞ…………この卑怯者めがあぁぁ!!!!」 次の瞬間、ウマルはセイルをあらん限りの力でブン殴った! 「グハァ…ッ!!!?」 老いたとはいえ、かつてはイルシャ王国一の剣士と言われた男…その凄まじい腕力と勢いによって、セイルは玄関から外までぶっ飛ばされてしまった。 ヤスミーンとアルトリアは驚いてウマルに言う。 「お…お義父様!!?な…なんて事するんですかぁ!!?」 「ウマル殿!!セイル様にあの場から逃げるよう言ったのは私です!敵は未知の新兵器で武装した集団であった上に、言いたくはありませんが、他の衛士の方々も理性を失い完全な錯乱状態で、あの場に残る事は殺される順番を待つような物でした!それに私達はただ逃げた訳ではない!衛士府へ行って応援を呼ぼうとしていたのです!」 「そんな言い訳など聞きたくない!ワシは騎士として孫がこんな卑怯な振る舞いをして恥ずかしい…」 …と、ウマルはそこで言葉を切ってセイルに歩み寄り、その両肩に手を置いて涙を流しながら言った。
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