既に詰んだ領主に転生した男の物語
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それから数十分後…私はようやく身支度を整え終えた妻と共に息子の部屋へと行く。 妻はまるで恋人に会いに行くかのような表情だ。 着飾った姿を息子に見せたいのだろう。 もう妻は完全に息子を男として見ているのだ。 正気だろうか? 親子だぞ。 まるで獣ではないか。 「クリストフ、私達はこれから王宮の舞踏会に行って来るよ」 「アンナ達の言う事を良く聞いて良い子にしているのよ」 「はい!お父様、お母様」 「良い子ね…ところで、どう?似合うかしら?」 妻は息子の前でドレスの裾をひらめかせてクルリと一回転して見せた。 「とても素敵です!お母様」 「本当に?クリスにそう言ってもらえると嬉しいわぁ♪」 「…おい、そろそろ行こう。もう舞踏会は始まってる…」 「もう…分かってるわよぉ…せっかちなんだから…じゃあねクリス、行ってくるわ♪」 「いってらっしゃいませ!お父様、お母様」 そして私達は馬車に乗り王宮へと向かった…。 王宮は既に着飾った男女でごった返していた。 妻の身支度に時間が掛かったせいだ。
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