剣の主
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No.487
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なぜこの二人が王都に来たのか…その理由はおいおい語るとして、再び視点をセイルとアルトリアへ戻そう。 二人は修羅場と化した神殿を脱出し、衛士府へと向かっていた。 この惨状を報告し応援を頼もうと思ったのだが、いざ行ってみると衛士府は既に黒覆面の仲間達によって制圧されていた。 もう近付く事すら出来ず、中の衛士達がどうなったのかさえ判らない。 「嘘だろう…!?ここまで…!?」 物陰からその様子を見たセイルは愕然とした。 アルトリアは言う。 「衛士隊が完全に機能しないとなると、あと期待出来る兵力といったら王宮の近衛隊ぐらいでしょうが…」 そして彼女は王宮の方に目をやる。 煙が上がっていた。 「…あの様子では王宮の方も同じ有り様でしょうね…つまり今や王都は完全にあの黒覆面集団によって制圧されたと考えるのが妥当でしょう」 「そ…そんな…」 セイルはガックリと地面に両膝を付いた。
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