剣の主
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No.484
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「「…!!」」 背後からの声にセイルと男は同時に振り向く。 そこにあったのは串刺しの肉を悠々と頬張る、彼の頼りになる“剣”である少女の姿だった。 「あ…アルトリアあぁ〜!!!」 「チッ…まずは貴様から殺ってやる!」 男がアルトリアに銃を構え直そうとした瞬間、アルトリアは最後の肉片を串から喰い千切ると、その鉄串を男の眉間に突き立てた。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!?」 男は両目、鼻、口から大量の血を噴き出しながら絶叫して地面をのた打ち回った。 「さ、行きましょうか。セイル様」 アルトリアは平然とセイルに片手を差し出す。 「い…いい…行くって…一体どこへ…!?」 「こんな所でへたり込んでいたら、いずれ殺されてしまいますよ。神殿の裏門から逃げましょう」 「で…でも!僕は衛士として人々を見捨てて自分だけ逃げるなんて事は…!」 「腰抜かして立てもしないクセに何言ってるんですか。それともここで人々が虐殺されていく様を指をくわえて見ていながら自分の順番を待ちますか?」 「……」
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