剣の主
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No.473
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「ついに…ついにこの日が来た…」 ヤヴズ兄弟の屋敷…その数ある客間の内の一つで椅子に座ったアリーが一人つぶやいていた。 彼の手にはザダームを撃った時の、あの銃が握られていた。 「国に巣くう癌共め…お前達が今日まで平然と踏みにじって来た人間達の真の力を思い知らせてやる…!!」 そこへノックの音がして、男が入って来た。 「アリーさん、みんな準備出来ました。バム様とブム様も中庭でお待ちです」 「ああ、済まない。今行くよ…」 中庭には異様な姿の男達が集まっていた。 100人以上は居るだろうか…誰もが黒い布で顔を覆っており目しか見えない。 男達は手に手にアリーの物と同じ武器…銃を持っていた。 ただし、アリーの持っている物が銃身が短く携帯性に優れた“短銃”であるのに対し、男達のそれは銃身が長いタイプだ。 こちらは携帯性、隠匿性に劣る代わりに命中率がやや高くなる。 「ようやく来たんだな」 「覚悟は出来ているかな?」 この二人だけは顔を隠していても誰だか判る。丸々と太った双子…バムとブムがアリーに歩み寄って来て言った。
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