既に詰んだ領主に転生した男の物語
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No.47
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だが特に妻に対して怒りなどは覚えないし、また息子が可哀想だとも思わない。 なぜなら彼自身、それを嫌がっている様子は見受けられないからだ。 いや、むしろ息子は新たに知った快楽に夢中だ。 今日なんて誰も居ない部屋で掃除中のメイドと暖炉から下半身だけ突き出して犬のようにサカっていた。 止めさせる事も出来たが最中に声を掛けるのも野暮と思い、そのまま静かに部屋を後にした。 まぁ、男女の交わりを知ったばかりの者が、その悦楽の虜となってしまうのは仕方の無い事だ。 生涯を錠前に捧げると誓ったこの私でさえ、長い人生の内のほんの一時期…まだ性交の快感を知ったばかりの頃、その虜となって足繁く娼館へと通ったものだ。 昔の話…まだ妻と結婚する前の事だ。 だが今の私は錠前ひとすじ、他の物など目に入らない。 これはつまり、私の中で人としての理性が獣の本能を上回ったという事なのだろう。 …という訳で、私は息子を咎める気は無いし、そもそも私には彼の性行動を非難する資格も無い。 何故なら彼が人並み外れた早熟で、僅か10歳にして既に大人顔負けの巨根で、毎朝“朝勃ち処理”が必要な程の精力絶倫なのは…全て私のせいなのだから。
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