剣の主
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No.465
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だが夢中で快感に喘ぐシェヘラザードに対し、ジェムはどことなく冷めている。 一応勃ってはいるようだが…。 国民からは(表向き)国母と崇められている第一王妃シェヘラザードであったが、実は彼女には悪い噂があり、気に入った近臣や小姓を片っ端から寝所に引き込み、これまで関係した男は両手の指でも足りない数らしい。 そしてどうやらその噂は偽りではなかったという事を今ジェムは身を以て実感させられていた。 もっとも(国政に携わる重圧ゆえだろうか)性の乱れは王族および貴族全体に対して言える事であり、第21王女のサーラ姫が騎士学校の同級生である士族の少年相手に処女を散らしてしまった件が特に珍しい事でもないくらいだ。 要は公(おおやけ)になりさえしなければ良いのである。 …営みを終えたジェムは、未だウットリとした表情を浮かべながらその巨体を横たえている王妃に口付けして告げた。 「…では王妃殿下、私はこれで…」 「あぁ…もう行ってしまうの?私の可愛い子犬ちゃん…」 「お許しくださいませ。万が一にも私達に悪意を持つ者の目にとまり、国王陛下に告げ口でもされれば、私の首が飛んでしまいますから…」
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