淫蕩王の旅
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No.46
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「ぐげっ、だれだぁぁ、ぐわっ!」 声だけは村長バウムの名残りとして滑舌は悪くなっているがそのままである。 蛙人間と化したバウムの体に細い糸のようなものが絡みつき、歪ませながら締め上げていく。部屋に飛び込んできて、片膝をついて両手を交差させている狩猟着の美女がちらりとバウムを流し目で確認した。 背の半ばまであるしなやかでまっすぐな髪がゆれた。 糸はとても強い素材なのだろう。蛙人間の柔らかいが弾力のある肌を切り裂いた。 マリーに血の雨が降る。 四散したバウムの肉片や手足が舞い、石床にぼとぼと音を立て落ちた。 「外道め」 美女の整った上品な顔立ちとはかけ離れた悪態がつぶやかれたのをたしかに聞いた。 立ち上がった美女は、血まみれで気絶しているマリーと、鎖につながれている股間以外は女性化した若者を見た。 殺されるのではないかと、一瞬寒気がした。 興奮がさめて恐怖にすりかわる。
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