おてんば姫、ファニーの冒険
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No.45
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「おやおや、もう口がきけるのですか。さすがは姫様、回復が早い」 ダス・ライヒはあくまでもへりくだった慇懃な態度をとっていたが、それが見せかけだけなのはファニーにも分かった。 「ちょっと、わたしを怒らせると怖いわよ」 立ち上がり、剣を引き抜こうとするが、ダス・ライヒの次の一言で動きが止まってしまった。 「ファニー、動くな」 その一言でファニーの動きがピタリと止まった。 「どうやら術は成功のようだ」 満足げに笑うダス・ライヒ。 対照的に狼狽した表情を見せるファニー。 「あなた、わたしに何をしたの」 「あなた様には操りの術をかけさせていただきました。あなたはもうわたしの意のままです」 「そんな馬鹿なことあるわけないでしょ」 「おや、信じていただけませんか、それなら『ファニーよ、ゴロスの下履きを脱がせ』」 「そんな変態みたいなことしないわよ」 しかし、ファニーはよたよたと歩くと、ゴロスの足下へとたどり着くと、ズボンのベルトに手をかけた。
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