幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜
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No.448
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┗ソックスザウルス
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ブバッサ、と翼が空気を弾く音がして振り向くと呪授が翼を広げて狂骨を包むとその姿が透き通り程なく消えた。 「な?おい!」 辺りを見回し姿を探すが返事も無かった。 身を隠しながら五分ほど待つが事態に変化はない。 「くっどこ行っちまったんだ!」 紅夜叉はホールに駆け込む。 褌一丁に刀をさした幼女に気をかけられる余裕のあるモノはなく、誰も彼も慌ただしく駆け回っていた。 「そうだ!」 紅夜叉は警備室に駆け込むと端切れと化した服を探った。 「あった!」 ポケットからは頑丈が取り柄の携帯電話が出てきた。
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