剣の主
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No.436
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「理不尽ね…ぶっちゃけ私もそう思うよ。でもこれがこの国の法だから仕方ないだろう?悪法もまた法なり。…で、私達はその法の守り手だ。これでご飯を食べてる。家族も養ってる。だから従うんだ。それだけの事だよ。簡単だろう?結果として罪無き一人の青年を死に追いやる事になろうとも、私は私の仕事をするよ。そこには個人の正義も良識も入る余地なんて無い。ただ法に則って行動するのみ。それが衛士という物だ」 「そ…そんな…こんな事って…」 「クルアーン君…」 中隊長はセイルの肩にポンと手を置いて言った。 「…この衛士の制服に身を包んでいる間は、君もまた衛士だ。解るね?」 「この制服に……ん?制服?…そうか!!ちゅ…中隊長殿!!」 「ん、何だね?」 中隊長はニヤリと笑いながら尋ねた。 「僕、今日はお腹が痛いので帰らせていただきます!!」 「うむ、お腹が痛いならしょうがないね。一刻も早く帰りなさい」 「はい!ありがとうございます!」 アブ・シルもグッと親指を立てて言った。 「クルアーン君!人相書きは俺がテキトーに作っとくから安心しろ!」
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