剣の主
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No.434
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「なるほど…確かに我々は一方の言い分しか聞いていない。君の言う事はもっともだ、クルアーン君」 「そうでしょう!ぜひ僕に調査させてください!殺人未遂は動かしようの無い事実だとしても、どうしてアリーがこんな事をしたのか調べて、少しでも彼の罪を軽くしてやりたいんです!」 意気込むセイルに、しかし中隊長は言った。 「あぁ…残念だがクルアーン君、この件に関しては君は一切関わる事が出来ないんだ…」 「はあ!!?ど…どうして…!?」 「当たり前だろう。被害者の友人である君が加われば、どうしても個人的な感情が混ざってしまう。今の話にしてもそうだ。もちろん参考にはさせてもらうがね。それに、言いにくいんだが…我々が受けた命令は“捜査”じゃない。殺人未遂犯ザッバーフ・アリーの速やかなる逮捕だ。抵抗する場合には殺害しても構わないというお達しも出ている」 「…嘘でしょう…!?」 「…貴族が相手だからね。恐らく逮捕されても、彼の言い分は認められないまま死刑台へ送られる事になるだろう…」
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