おてんば姫、ファニーの冒険
-削除/修正-
処理を選択してください
No.434
┗
削除
ペンネーム
┗ヘルマスター
本文
「お父さんとは毎日会ってるの」 「いえ、あんまり。今日もまた帰ったと思ったらすぐに行っちゃうし」 「そう、それはさびしいわね」 「仕方ありません仕事ですから。でもお土産をたくさんもらいましたから。なんでもモンデールという国を襲った時の戦利品だそうです」 (な、なんですって) ファニーは内心の驚きを隠しながら、何とか質問を続ける。 「それでお父さんは今どこにいるのかな」 「お父さんは何でもステファンという王子様を連れて、エスカルドへ行きました。今は船の上です」 「そ、そんな・・・」 どうやらステファン公子はすでに連れ去られたあとのようだ。 「他にも連れてゆく人とかいるのかな」 「他は・・・たくさんの女の人が一緒でした。なんでも兵隊さんのお嫁さんにするそうです」 (さらてっておいて嫁にするですって、あつかましいのもほどがあるわ) 「女の人たちも、もう船の上かな」 「いえ、あと半分ほどはマモン伯父さんと一緒に次の船で行くそうです」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
おてんば姫、ファニーの冒険
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説