剣の主
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No.433
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「あのアリーが他人の婚約者に横恋慕!?」 いやそれは絶対無い!…とセイルは思った。 女好きのパサンならまだしも…。 それに“素行不良”で学士院を退学になったという点も解せなかった。 「何か変だ…納得できない事が多すぎる!」 「クルアーン君、かつての友人を信じてやりたい気持ちは解るが、彼が大臣の息子を殺そうとした…これだけは疑いようの無い事実だ」 「そうだ!確かさっき“魔法を使って殺害しようとした”と言いましたか!?」 「うん、言ったね」 「ならアリーはシロです!なぜなら彼は魔法が使えません!」 それを聞いた小隊長が言う。 「だが、被害者のムスタファ・ザダーム氏と、その場に居合わせた彼の友人達は、確かにザッバーフ・アリーにやられたと言っていたぞ」 「…ちょっと待ってください?事件の目撃者って、被害者と被害者の友人達だけなんですか?」 「そうだ」 「……解りましたよ。被害者達は自分達に都合の良いように事実をねじ曲げているんだ。あのアリーがいきなり人を殺そうとするなんて、何か変だと思ってた…。この事件は背景事情をもっと詳しく調べてみなくちゃいけませんね!」
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