剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.432
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
翌日、衛士府に出仕したセイルは、アリーが殺人未遂罪で指名手配された事を知らされた。 「そ…そんな…!!嘘でしょう!?悪い冗談ですよね!?」 「残念ながら事実だよ、クルアーン君…」 中隊長は言った。 「ザッバーフ・アリーには、内務大臣閣下のご子息、ムスタファ・ザダーム氏を魔法を使用して殺害しようとした容疑が掛けられている」 「何かの間違いです!!僕はアリーを騎士学校時代から良く知ってます!あいつは人を殺そうとするような男じゃありません!」 「…なるほどね。君が言うんだから、まあそうなんだろうね。だがそこに恋愛という感情が絡んでいたとしたらどうかな?」 「ど…どういう事ですか…?」 「ザッバーフ・アリー容疑者はムスタファ・ザダーム氏の婚約者の女性に横恋慕して一方的に思いを寄せていたという話だ。彼女は王立学士院で容疑者と面識があったという。事件の前日、容疑者は王立学士院から素行不良を理由に退学処分を言い渡されている。恐らくその事が原因で自暴自棄となり、ムスタファ・ザダーム氏を逆恨みして犯行に及んだと考えられる…」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説