メロン・ワールド
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No.421
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『秘書になんかなったら、御主人様はずっとラグーナ様のところにいるじゃないですか!』 『それの何が悪いのよ!?』 『悪いに決まってます! 私達侍女が犯してもらえる時間がないじゃないですか!』 『私が御主人様の性の捌け口になってるからいいのよ!』 『ラグーナずるい! 御主人様は家畜のボクをずっと強姦するの!』 ………… 「……はっ!」 不意に、貝丞は我に返った。一言もしゃべれず、会議も進まない退屈のうちに、どうやら寝てしまっていたらしい。窓の外を伺うと、とうに昼は過ぎ、夕方近くになっているようだった。そして、ラグーナ達は飽きもせずに怒鳴り合いを続けていた。 『侍女は数が多いのですから御主人様との時間を多くいただけて当然です!』 『身分をわきまえなさい! 領主の私が優先です!』 『元はと言えば、ボクが試合をしなかったら御主人様は……』 「大変申し訳ございません……」 このままではいつまで続くか分からない。危機感を覚えた貝丞は、ハンペンのようにプルプルと震えながら右手を挙げていた。 『御主人様?』 「よろしければ、発言の方をお許しいただく方向で御検討いただけないでしょうか……?」
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