おてんば姫、ファニーの冒険
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No.418
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話を聞き終わると、ロッソはプハーと煙を吐き出した。 そしておもむろに話をきりだす。 「モンデールのファニー王女を捕獲したのは僥倖だ。だが、フローラ王女を捕まえたのはいかにもまずい」 まずいと言われてムッとしたのか、カリンカは反論する。 「フローラ姫はかなりの上玉で、おまけに処女ですよ。高く売れますよ」 高く売れると聞いてもロッソの顔は動かなかった。 「おめえよ、協定の内容を忘れたわけじゃねえよな、ドーリス国内の女を攫ってここで売るのはご法度だ」 「それはッ」 「黙ってりゃ分からんかもしれんが、もしばれたら大事だ。ギルバーン様を通してクライフ総督に送り返す。無論侍女を含めてだ」 カリンカにとっては大いに不満だが、市場の元締めに逆らうわけにはいかない。 「ファニー王女はどうしますか」 「それは問題無い、高く売れる相手を知ってる」
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