メロン・ワールド
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No.418
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ラグーナ、ミュラ、メイド達が椅子を降りて跪く。貝丞は「よ、よろしく……」と会釈をしながら、イルジーマの引いてくれた椅子に座った。ラグーナ達も椅子に座る。 『それでは、奴隷会議を始めます。本日の議題は、御主人様の表向きのお立場についてです』 ラグーナが宣言する。 貝丞は、密かに意気込んでいた。 これまで貝丞は、彼の知らないところでラグーナ達の好き勝手に処遇を決められていたが、今回は意見を言える。主導権を取るとまでは行かないまでも、多少は存在感を示して、彼女達の無茶な取り決めを防ごうと思っていた。 『では、意見のある人は挙手をして述べてください』 『はいっ!』 最初にミュラが、勢いよく手を挙げた。 『御主人様は武芸の腕を買われたという設定で、町の警備隊員としてボクの補佐係になるのがいいと思います』 どうやらミュラは、治安維持の責任者のような役割を担っているらしい。会議の様子を聞いているだけで、ラグーナ達の仕事や、町の様子がいろいろ分かりそうだなと貝丞は思った。
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