おてんば姫、ファニーの冒険
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No.417
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「どちらにせよ、ルーグに着かないことには何もわかりません。急ぎましょう」 それから5人はひたすら馬を走らせた。 途中で馬がつぶれたり、ドーリス側の追ってをかわしながらひたすら走った。 彼らが着いたのは、三日目の夕刻だった。 「ここがルーグですか…」 ルーグの街は三方を山に囲まれ、西側だけ海に面した港町だ。 「どうする、すぐに攻め込むか」 ティーエは城壁を眺めつつ思案を重ねた。 ただ攻め滅ぼすだけなら、トール・ハンマーで一気に粉砕できるが、それだと関係の無い人間やファニーごと打ち砕いてしまうことになる。 「ここは街に入って情報を収集するほか無いですね。闇雲に戦っても成果はでないでしょ」 ライズは不満そうだったが、ここであせっても仕方が無いと思い一行はルーグの門をくぐった。 さてここで時計の針を3日前に戻してファニーの様子をみてみよう。 カリンカが目指したのは、奴隷市場の元締め所だ。 元締めはゴブリンのロッソという男で、長いキセルでタバコをすい始終プカプカと煙を吐いてる男だ。 最初はカリンカをにこやかに聞いていたが、つれてきたのがドーリスの王女と聞くとしかめっ面し、次にファニーの事を聞くと漫然の笑みを浮かべた。
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