おてんば姫、ファニーの冒険
-削除/修正-
処理を選択してください
No.414
┗
削除
ペンネーム
┗にに
本文
ティーエは使い魔に退くよう指示を出し、視界の接続を切り離した。大体の背景はもう見えている。 「ということは姫様、いえ我々全員この国の内部のゴタゴタに巻き込まれてしまったことになりますね」 「くそ、なんてヤツ等だ!」 「短気は起こさないで下さい」 ここ数日ヤバ気な怒気を纏ったままのライズにアンナがすかさず釘を刺す。 「……わかってる。で、どうするんすか?」 「そうですね。まずはルーグに向かいましょう。それから……」 「それから?」 「海賊もろとも街をぶっ潰しましょう」 『はぁぁっ!!?』 ティーエの過激な発言にライズ以外の3人が素っ頓狂な声を上げた。 「思い立ったが吉日、今すぐ向かいましょう。ラーストチュカ、馬の手配を」 「は、はい!」 ティーエの恐ろしい迫力に思わず従ってしまうラーストチュカ。ジュラーブリクとアンナはガクガクと震えている。 本来のアクセル役であるファニーが抜け、ブレーキ役のティーエがファニー以上のアクセルと化した今、パーティは最強の暴走機関車へと変貌していた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
おてんば姫、ファニーの冒険
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説