Absorption
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No.41
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┗Mr テンタクルズ
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礼拝堂につくと、同じく若返った理事長が待っていた。 眠ったままの知恵を抱きかかえ、地下室へと運ぶ。 ベッドに横たえると、千恵の頬に手を当て呼びかけた。 「千恵、千恵、起きるんだ」 「ん・・・」 ゆっくりと目を開ける千恵 「ここ・・・は!?」 目の前に立っていた理事長(20代)とヴラド(20代)を見た瞬間、彼女は震えだした。 「いや・・・いやあ・・・!!!」 「驚いたかい?我々は二人とも人間ではないんだよ、君たちのいうところの『吸血鬼』さ!」 そう言って二人そろってにやりと笑う。立派な牙が姿を現した。 「だ、だれか・・・たすけてえ・・・」 壁に寄りかかりがたがたと震える。 「(少し可哀そうだな、こんなに怖がらせてしまって・・・この子は怖がりなんだよ)」 「(私は恐怖に慄く少女も悪くないと思う、可愛らしいじゃないか、女の子らしい)」 一応は血を分けた者である故に、言葉を発せずとも意思疎通ができる二人。
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