おてんば姫、ファニーの冒険
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No.407
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「何で…」 「うん?何かしら」 「何でモンスターが堂々と街にいるのよ」 ファニーの疑問は最もだ。 王都から程近い場所に、堂々とモンスターたちが住んでいるなど普通では考えられない。 本来なら街ごと討伐されてもおかしくないはずだ。 フローラ姫もこの人事られない光景が、自分の国の中にあることなど信じたくなかった。 その疑問をカリンカが答える。 「そうね、私も不思議思ったわ。それで街の資料を調べてみたんだけどね」 「どうやら元々ここはモンスターの巣窟だったみたい。それをドーリスの建国王ドラン一世が討伐しようとしたけどうまくいかなかった。それで仕方なくモンスターたちと協定を結んだの」 「協定!?そんなのモンスターと結べるわけ無いじゃない」 ファニーにとってモンスターは倒すべき相手だ。 そんなものと協定を結ぶなど考えられないことだ。 「それができたからこうして街があるじゃない。その協定の内容とは、ドーリス国内の人を襲わないこと、そして毎年一定の額の献金を行うことだったわ」
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