剣の主
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No.403
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そしてセイルは成金男に金を渡した。 それは国王から貰った報償金と彼の初任給を全部合わせてようやく足りる額だった。 しかもそのために家族のために買ったプレゼントも返品した。 「クソ!面白くないんだな〜!」 「ああいう常識知らずなヤツは馬に蹴られてくたばっちまえば良いんだな〜!」 太った双子は悪態をつきながら帰って行った。 「はぁ…」 大事に使おうと決めていた金を一気に全額使ってしまったセイル…もう溜め息しか出て来なかった。 だが、彼は後悔はしていなかった。 「ごめんね!私のために…本当にありがとう!」 肩の上に乗っかって泣きながら礼を言うフェアリー…彼女をあのヤバい双子の魔手から救う事が出来た。 セイルはそれだけで良かった。 一方、アルトリアは不満らしい。 「まったく…セイル様のお人好しにも困った物です。まあ良いでしょう。その羽虫を購入した額以上で売り飛ばせば良いだけの話ですからね」
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