マッスル・ウィッチ
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「そうねぇ・・・内乱が起こっちゃうわねぇ・・・」 その時、そんな声がかかりディックは弾かれたように構えを取り、マリーは公子を庇うように立ち一点を見つめる。 彼女の視線の先・・・ 長身かつ筋肉質の男が立っていた。 「何者だっ!」 低い声でディックが謎の男に問う。 彼の声は低く抑えられていたが、額には汗が滲んでいた。 「さあ?、何者なのかしらねぇ」 謎の筋肉質な男はオネエ言葉でディックをからかうように言うが、彼が歩いて間を詰めていくと、ディックはジリジリと後ろに下がる。 「ディック!」 「お下がり下さい公子っ!・・・コイツは『危険』ですっ!!」 傭兵の嗅覚がこの前のふざけた男がただ者ではないのを教えてくれていた。 とびっきりの危険な臭いだった。 一方、マリーは無造作に前に進み、ディックの肩をポンと叩くと彼の前にへと出る。 そして、魔導士の帽子を投げ捨て、ローブをかなぐり捨てる。 公子の目に飛び込んできたのは、マリーの背中だった。
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