比翼の鳥は運命の空へ
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ペンネーム
┗シルヴィス
本文
決定的な展開があったらしいセリフに、リタは頭をがつんと殴られたかのような衝撃を受ける。だが既に混乱の極地にあった思考は、そのショックで逆に冷静さを取り戻した。そして自分のこめかみがピクピク引きつっている事に漸く気付く。怒りの矛先はもちろんアレスだ。 初対面の女の子、しかも満足に動けない怪我人に襲いかかった事が酷く気に食わない。 無意識の内に噛み締めていた奥歯がギリリと耳障りな音を立てた。 我慢ならない。 リタは右足をおもむろに持ち上げると、次の瞬間目の前の扉に全力で蹴りを叩き込んだ。
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