おてんば姫、ファニーの冒険
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No.397
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┗ヘルマスター
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「ウフフ、おもしろい方ですね」 「そうかな、そういえば名前がまだだったわね。私の名はファニーていうの」 「ファニー様ですか、そう言えば隣国の姫君も確かファニーだったような」 遠い目をして何とか記憶を掘り起こそうとするフローラ姫。 「あ、いや、その・・・それよりもこの船がどこに向かっているかわかるかな」 そう問われても、フローラ姫にわかるはずもない。 「わかりません、ただ船員らしい男達がルーグに向かうと放しているのを聞きました」 「ルーグか、全然わかんないわね」 もう少し地理の勉強を真面目にするんだったと心の中で反省してると、急に下腹部から痛みが走った。 「な、なに」 慌ててお腹を抱えるが、痛みはいっこうに治まらない。 「いや、お腹が、お腹が」 「ファニー様、だれか、誰か来てー」 たまらず、大声を張り上げるフローラ姫。 するとドヤドヤと船員達が入ってくる。 そして苦しんでるファニーを見て、嫌らしい笑みを浮かべる。 「どうやら出産が始まったようだな」 「ああ、こりゃ滅多に見れない見せ物だな」
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