おてんば姫、ファニーの冒険
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No.39
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「とりあえず助かったみたいね」 ファニーは息を整えると、石像のそばに落ちていた剣を手に取った。 剣には不思議な文様がインクのような物でかかれていた。 材質は鋼のようだが、手のとってみると重さを全く感じなかった。 「この剣はいったいなんのかしら」 「それはミネルバの剣と言われております」 いつの間にか黒ローブの店の主人が立っていた。 「ミネルバの剣??」 「ええ、戦の女神ミネルバの力が込められております。切れ味は抜群ですぞ」 「そうなんですか」 「はい、ファニー姫様にふさわしい剣かと存じます」 「どうしてわたしの名を」 ファニーは警戒して剣を構える。 「フフ、そんなに警戒しないでください、姫様をどうこうしようとは思いません」 男は手を挙げて、自分が敵対する気がないことを示した。 ファニーは未だ納得していなかったが、とりあえず剣をおろした。
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