剣の主
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No.385
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「大丈夫だ。今これには火薬も弾も入ってないから何の役にも立たないよ」 「なんだ…」 アリーは銃を手に取って説明し始めた。 「これは筒内で火薬による小規模な爆発を起こし、その威力によって弾丸を発射する装置だ。この筒の根元にゴチャゴチャ付いてるのが着火装置。その破壊力は言った通りだ。同じ飛び道具でも弓矢の比じゃない。射程距離もね…」 アルトリアは疑問を口にした。 「しかし小さな弾丸を飛ばすだけでしょう?この先端の穴の直径から言っても大した事は無さそうだ…。同じ遠距離攻撃なら魔法の方が良くありませんか?」 「いえ、この兵器の最も恐ろしい所は、使い方が物凄く簡単であるという事なんです。特別な知識も技能も要らない。一日も訓練すれば誰でも使いこなせるようになるでしょう」 「それが凄い事なのですか?」 「極端な話をすると、この銃を使えば、初めて持った農民でも熟練の騎士や魔術師を一瞬で殺せる…という事です。もしこれが何十、何百と揃ったら…?」
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