剣の主
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No.38
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「アルトリア、君の身分をどうするかなんだけど…」 「私の身分?私はあなた様の剣です。それ以上でもそれ以下でもありません」 「いや、それはそれとしてね……とりあえず君は僕の召し使い…という事でどうかな…?」 生徒に貴族や騎士の子弟が多いこの学校では、寄宿舎に召し使いを住まわせる事が許されているのだ。アルトリアを生徒として入学させてしまう手も考えたが、身分証明が出来ない彼女は入学資格を得られないだろう。 「しかし先ほどセイル様が“姫様”と呼んでおられた娘には従姉妹として紹介されましたが…」 「あぁ、そう言えばそうだった…」 サーラさんは鋭いからなぁ…何て説明しよう…? 僕は頭を抱えて溜め息を吐いた。 「あの娘はこの国の王女なのですか?」 「…え?ああ、第21王女イルシャ・サーラ殿下だよ。本人が“姫”とか“殿下”とか嫌がるから名前で呼んでるけど…」 「…という事は先の我が主、ルーナ様の子孫ですか…なるほど、確かにどことなくルーナ様の面影が感じられました」
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