魔剣使い
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No.38
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「五指に宿りし五名の火精」 ポウ、と女の掲げた右手の爪先に、オレンジ色の光がともった。 呪文だ。 「二と零なる円陣を成せ。円陣よ。八と七つの回転を為し、しかるのち、二と零なる真球を成せ」 早口に呪文を組み上げる。 彼女の語るまま、爪先の光点が中空の円を描き、円は縦に回転して小さな五つの球状になった。 彼女はそこで足を止めた。彼もつられて立ち止まってしまう。 何事かと振り返ると、彼女は目をかたく閉じ、瞼を震わせていた。集中しているのだ。
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