剣の主
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No.377
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その時、セイルは心の底から思った。 肖像画って七割増ぐらい格好良く描かれてるんだなぁ…と。 あぁ、もちろんサーラは別だ。 彼女は肖像画に引けを取らない…いや、むしろ実物の方が美しい。 そんな事を思っていると、国王は口を開いた。 「大儀…」 それだけ言うと彼はまた歩き出した。 ヨタヨタと、どこか覚束ない足取りで…。 (こ…これだけ…?) 一方、セイルは拍子抜けしていた。 せめて2、3、言葉を交わすぐらいの事はあると思っていたのだが…。 セイルを案内して来た衛兵は言う。 「はぁ…陛下もすっかり弱ってしまわれたなぁ…お気に入りの近臣アブシル・イムラーン殿が前宰相ヤヴズ・ワムに暗殺されてから…あ、そうそう…今日はご苦労だったね。報奨金を受け取って帰りなさい」 「はあ…ありがとうございました…」 そして、セイルは金を貰って城を後にした…。
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