剣の主
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No.375
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「ここは…?」 首を傾げるセイルに案内してくれた衛兵は説明した。 「君の身分では国王陛下に謁見する権利は無いのだ。それで、一種の融通というのかな…国王陛下は毎日この時間、この中庭をご散策あそばされる。そこで偶然君と出会ったという形を装って…」 「な…なるほど…」 つまり、そういう“形式”なのだ。 「あのぉ…それは陛下の方もご承知で…?」 「さあ…?」 「いや『さあ…?』って、あなた…そんなテキトーな…」 「だって我々兵士の仕事は君をここに連れて来る事であって…陛下の身の回りの事は、ご予定の管理も含めて侍従達が全て取り仕切っているから…」 「管轄外って訳ですか…」 「うん」 セイルは呆れた。 (はぁ…お役所仕事だなぁ…あ、僕もか…)
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