剣の主
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No.371
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「お黙りなさい!!!!申し訳ありませんが“他人”の立場から言わせて貰いますよ!!!セイル様は人として正しい事をなさった!!!天地に恥じる所は何一つございません!!!それをあなたは何ですか!!?出世がどうの出費がどうのと自分の事ばかり!!!親だったらここは子供に対して労いの言葉の一つでも掛けてあげるのが道理という物じゃないんですか!!?」 「何だとぉ!!?こ…この小娘がぁ!!!」 カッとなったオルハンは思わずアルトリアに手を上げた。 だが、その手をアルトリアはグッと掴んで押さえる。 「く…っ!!」 「…非力ですねぇ。揉み手とゴマスリばかりして剣を振るう機会も無いんでしょう。…それにしても、口で言い返せなくなったら手を上げるとは…あなたはまるで幼児のような人だ。地位や財産を重要視する理由も納得ですね。あなたは人としての中身が無いから外面的な価値に執着するのですね…」 「ぐぬぬぅ…も…もう良い!!!でで…出掛けて来る!!!今夜は、か…帰らないんだからな!!?」 「あ…あなた…どちらへ…!?」 「お前には関係無い!!!」 「はい…」 そしてオルハンはドタドタと乱暴な足取りで家を出て行った。
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