Absorption
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No.37
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┗Mr テンタクルズ
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昼休み、千恵は図書室に借りていた本を返しに向かっていた。 廊下を曲がろうとしたその時、理事長、そして先ほどの外人とばったり出くわしてしまった。 「あっ!!」 外人にぶつかった勢いで倒れそうになったが、背中に手を添えられ支えられた。 「ああ済まない、こちらも気を付けるべきだった、大丈夫かな?」 千恵の顔を覗き込むヴラド。その目に見つめられつい赤くなってしまう千恵。 「す、すみません!!」 慌てて立て直すと、落とした本を拾った」 「ああ、君はさっきの生徒さんか」 「あ!さ、さきほどは失礼を!!」 「いやいや、気にしなくていい」 「紹介が遅れたな朝比奈さん、彼はアルカルド ツェルッペ、ルーマニアの民俗学者で、私の知り合いだ」 理事長が紹介する。ちなみにアルカルド ツェルッペとはヴラドが母国で表向き名乗っている身分だ。 「は、はじめまして!」 緊張しつつ再度挨拶する千恵。 「彼は今回が初来日でね、ついでにわが学院に立ち寄ってくれたのだよ」 「そうだったんですか」
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