剣の主
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No.369
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セイルの言葉を聞いた中隊長は頷いて言う。 「…ん、それなら良いんだがね。まぁ、そもそも君は衛士だし…審査役のお役人も融通を利かせて多目に見てくれるだろう。まぁ、ごく軽い処分で済むと思うよ」 「はあ…(“処分”なんだなぁ…)」 良い事をしたのに罰せられるというのは納得いかない話に聞こえるかも知れないが、今更そんな事に文句を付けるセイルではない。 形式上の事だから仕方ないのだろう。 だが、セイルの父オルハンは大激怒した。 「この大馬鹿者が!!!!夜な夜な家を抜け出してそんな事をしていたのか!!?しかも貴族を斬っただとぉ!!?セイル!!!お前はそんなに俺の出世の邪魔がしたいのか!!?」 「ご…ごめんなさい…父様…」 ムチャクチャにセイルを罵倒するオルハンに対して、セイルは萎縮して平謝りするしか無い。 「あ…あなたぁ…セイルちゃんも頑張ったんだし…そんなに怒らないであげてくださいな…」 見かねたヤスミーンが弱々しく抗議するもオルハンは一蹴した。
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