剣の主
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No.364
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「な〜んだ、ま〜たそんな事ウジウジ考えて…もっと素直に喜んだら良いじゃないですか」 「そ…そんな事って言うけどね!僕にとっては重要な問題なんだよ!」 「もう…そんなの気にする事ありませんよ。そもそも一人で何でも出来る人間なんて居ません。世の中には自分一人の力で大きな仕事を成し遂げたような顔をしている人間も居ますが、そんなのは勘違い野郎。知らず知らずの内に多くの人に支えられ、助けられているんです。ですからセイル様、人の手を借りる事を恥じる事などありませんよ。…それに個人的にも、私はあなたのお力になれる事が何よりの喜びです。私はあなたの剣なのですから…」 「アルトリア…そうか…ありがとう…」 セイルにようやく笑顔が戻った。 アルトリアは言う。 「どういたしまして。…むしろもっともっと私を頼ってくださいとお願いしたいぐらいです。それに自分から棘の道に飛び込んだり、要らぬ苦労を背負い込んだりするのも止めてもらいたい…。正直、見ていて心苦しい物がありますし…。変な言い方かも知れませんが、もっと面倒くさい事や嫌な事から逃げても良いんです。人生、少しぐらいズルしたりサボったりするのも全然ありですから」
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