剣の主
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No.359
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「ハッ!掛かったなぁ!!だからテメェは甘チャンだってんだよおぉっ!!」 男は剣先をセイルに向け突っ込んで来た。 技巧も何も無い単なる“突き”だが、その“速さ”はセイルを完全に上回っている。 アルトリアの時と違って距離も無い。 避けられない! アルトリアとアブラハムがそう思った次の瞬間、セイルはヒラリと身をかわした。 男の出方を見てから判断して動いた訳ではない。 まるで突きが来る事を予め予測していたかのような身のこなしだった。 セイルの剣がピタリと男の喉元に突き付けられる。 男は叫んだ。 「な…何故だあぁ!!?俺の突きをかわせるヤツなんて居る訳ない!!」 セイルは言う。 「僕はお前に斬られた人を三人も見たんだ…その全員が“斬り傷”ではなく“刺し傷”だった。そして今のアルトリアとの戦い…これだけ馬鹿の一つ覚えみたいに見せ付けられれば、お前が突き技を得意としている事ぐらい予測出来るさ!」
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