Absorption
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No.35
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ペンネーム
┗Mr テンタクルズ
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そして、3日後 学園前にやってきた一台のタクシーから、一人のヨーロッパ系の男性が降り立った。 年齢は30半ばと言ったところだろうか、非常に整った顔立ちをしていた。しかしその肌はヨーロッパ人にしてみてもあまりにも白く、血が通っているようには思えなかった。 男はそのまま学園の敷地へと進んでいった。 受付のガラス戸をたたくと、事務員が胡散臭そうに応対する。 「どうも、アルカルド・ツェルッペです。今日はキシダ理事長にお会いしにまいりました」 流ちょうな日本語でそう言って名刺を渡すヴラド。 「お約束を?」 「ええ、理事長本人も知っているはずですが・・・」 そう言って、廊下の方を向いた瞬間、一人の女子生徒と目があった。 「(・・・あれはキシダが言ってた少女、Ms,アサヒナか?)」 少女は緊張しつつもお辞儀をし、その場を立ち去った。 「(くく、穢れがなく、そして臆病さも感じる、楽しむには良い少女だ)」 「おお、アルカルド!よく来てくれた!」 「キシダ!久しぶりです!!」 そう言って抱き合う二人。 「飛行機は揺れましたかな?」 「いや快適だった」
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