ピピの錬金術士 ビリーのアトリエ
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No.347
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それにボルゲーノの事を語った時の彼女の声は、どことなく懐かしそうな響きを帯びていた。その事に気付いたビリーはリリーに尋ねてみた。 「あの、魔王様はボル…いえ、夫と面識があるのですか…?」 「ええ…あなたにとっては快いお話ではないかも知れませんが、私はかつてボルゲーノと恋仲で、愛の契りを交わし合った仲でした」 「はぁ!!?あ…愛の契りって…愛!?」 突然のカミングアウトにビリーも思わず声を荒げてしまう。リリーは笑って言った。 「ふふふ…ご安心ください。大昔の話ですから…。今のボルゲーノにはアナタという素敵な伴侶がおり、私には魔王として魔族を統治するという使命があります。今さら彼とアナタの仲を引き裂いてヨリを戻そうなどとは思いませんから…」 「はぁ…それでもビックリしましたよ…。詳しくお話を伺ってもよろしいですか…?」 「ええ、もちろん。ただ、この場では少し堅苦しいでしょう。どうぞこちらへ…」
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